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チラベルトカップ優勝までの道のり⑨

いよいよ、アルウィンでの様子を、とその前にもうちょっと書きたいことがあります。
それは自分がクラブユース新人大会優勝後、チラベルトカップで優勝する確率を高めるために大会前日まで取り組んできたことです。
自分はこの新人チームの今年のゴールをチラベルトカップ優勝に設定していて、あまりクラブユース新人戦のことは考えていませんでした。まぁそれは自分の心の中のことなので選手達には「クラブユース優勝するぞ」と言っていましたが。
ところがどっこい、クラブ新人戦ではパルセイロ、ASA、CEDACという広域的に選手が集まっている強豪クラブを連破し優勝してしまったのです。
優勝した後自分が思ったことはチラベルトカップ優勝の道は険しくなったな、です。心配したことは2つ。
①エスぺランサの選手たちが満足感に浸ってしまうのではないか。
②他のチームのマークが厳しくなるのではないか、というか、なるだろう。
実際に過去のクラブユース新人戦で優勝したチームがチラベルトで優勝できたのは、今まで7回の大会で第4回(2005年)大会のASAだけでした。
ということで自分はこの2つの懸念を払しょくすべく、また自分は選手達に様々なアプローチをしていくことになります。
まず、モチベーションの部分ですが、自分が心配していたほど選手達はクラブユース優勝に満足したり過信にしたりはしていませんでした。
それは優勝した後の練習を見てそう思いました。自分は勘違いしている選手がいたら一発気合いを入れてやろう(!)と思い意気揚々とグランドに乗り込んでいくと、選手達は次々と大きな声であいさつに来て、練習では今までの2倍くらいの声を出してやっていました。最後の紅白戦ではボール際のあたりも以前より厳しくなって見ていて楽しかったです。
つまり彼らはクラブユースの優勝を過信ではなく自信に出来たのでしょう。基本、彼らは真面目で直向きな選手達です。自分もある意味安心しました。
ただ自分は今年の大目標のチラベルトカップ優勝の可能性をあげていくべく彼らのモチベーションに働きかけていきます。自分、結構用心深いです(笑)
やったことは高いチーム目標からの逆算による選手達への働きかけです。具体的には「全国制覇」の目標の再確認、それを勝ち取るための方法論をプリントにして配布しサッカーノートに貼らせます。さらに自分は「アルウィンでの2試合はみんなにとってゴールではなく、全国制覇の道の中の2試合。全国制覇を目指すなら2試合とも5-0で勝て。そのくらいじゃないと高円宮決勝で国立で勝てないぞ」と選手達をあおります。
さらには選手達に「指導者も本気だ」と思わせるため(実際本気なのですが)、自分もチームのために新型ノートパソコンと32型薄型テレビを購入し、大会一週間前の菅平で選手達に「全国制覇するには今までと同じことやってても駄目だから自分もお金とズクを出して(笑)指導に映像分析を取り入れる」と宣言。選手たちは期待どおりのリアクションを見せ、「お~」とか「監督すげえ~」とか言ってました(笑)
この働きかけもありさらに彼らのモチベは上がりました。それは大会前日の練習前のこと。まだ練習時間前で照明も付いてないグランドで選手たちはすでにめちゃくちゃ大きな声を出して練習を始めていました。結構メニューが進んでいたので10~15分くらい前から始めていたのだと思います。
たぶん気持ちが抑えられないくらいに彼らのモチベが上がっていたのでしょう。自分はなにかその気持ちをなだめるように戦術とセットプレーの確認を行いました。これならアルウィンでもやってくれるなと確信しました。
また②の各チームのマークが厳しくなるのではないかということは、よく考えれば自分の考え方次第で、要するに他のチームは関係ないのです。自分たちのサッカー、戦術を徹底し、共通理解の所を高めていければ優勝の可能性は高められると練習、試合で戦術の徹底を図りました。失敗しても徹底してやらせました。
さらに自分が心配していたこと一つ。
③アルウィンの大舞台で力を発揮できるか。
です。これは①同様に精神的な部分に働きかけました。みんなは全国大会決勝の国立競技場で試合して勝つんだから、アルウィンでも普通に力を出せるだろう」と。まあ強引な理屈ですけどね(笑)
また準決勝、決勝の2週間前にはちょうどアルウィンで高校サッカーの決勝があったので、チラベルト準々決勝終了後、みんなで観戦に行きました。「2週間後、自分がこのピッチに立ってプレーしている姿をイメージしながら見ろ」と。
さらにさらに試合前日の練習終了後に大切な作業をしました。それは試合に出れない選手の応援の仕込みです。登録20選手は早めに練習を切り上げ帰らせました。そして自分はスタンドから応援する選手達を集めて打ち合わせをしました。自分は「中野」「エスペランサ」「個人コール」をテーマに5パターンの応援コールを作成しプリントにして配りました。そして「明日はみんなで戦うぞ」と。
そしてコールリーダーには2年生の元気印、慶弥と1年生副キャプテンで声が出せる大成を指名。万全を期しました。この部分は作戦③の「絆の強いチームになる」という部分でも大きなパワーになっていくのです。
そう言えば一週間前の菅平でキャプテンマークへみんなで書いた名前も同じような絆を生みアルウィンでみんなで戦うモチベーションになっていたでしょう。
自分は試合前日の練習終了後、コーチにアルウィンでの優勝の可能性はかなりあると思う、と話しました。
それは自分の過信ではなく、みんなの気持ちが乗っていたり、良いトレーニングが出来ていて自分なりに手ごたえを感じていたからです。
さあ、いよいよアルウィンでの様子をレポートします。自分はアルウィンで優勝する可能性をさらに高めるべく、研究してきた「映像」を使い選手達に働きかけていきます。
自分、本当にしつこい人間です(笑)