FCバルセロナのユニフォームに思う②

バルサは1899年のクラブ創設以来、100年以上に渡りユニフォームの胸部分にスポンサーを「入れずに」運営されてきました。
その背景にはバルサというクラブがビッグスポンサーに頼ることなく、全世界で14万人を超えるクラブ会員(ソシオ)の会費によって運営されているというクラブの「アイデンテティー」があったのです。
そのバルサがユニフォームの胸部分に「unicef」のロゴを入れたのが2006年でしたね。
バルサはユニセフの名前を胸に入れましたが、これはユニセフからバルサがお金をもらうのでなく、バルサがユニセフに5年間で11億円以上の寄付を行うという契約をしたのです。
バルサはユニフォームを通じて、クラブが世界の子供達と取り巻く劣悪な環境などの諸問題解決に取り組んでいく、と発信したのです。
自分がこのニュースを聞いた時は大変大きな衝撃を受けましたし、サッカークラブがユニフォームを通じてこんなメッセージを発信できるのか、と感心しました。
思い返せばこの頃から自分はバルセロナというクラブに惹かれていったように思います。
つまり、バルサのユニフォームの胸部分にはバルサというクラブの「アイデンテティ」発信の場所だったのです。
昨日書いた通り、今シーズンからその胸部分に「Qatar Foundation」(カタール財団)の名前が入りました。
今回の契約はバルサ創設以来、初の商用契約、つまり他クラブと同様にお金をもらって胸部分に名前を入れる契約でした。
そのことがバルサファンの自分としてはバルサのオンリーワンを失ったようで「残念な」決定だったのです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>